oncan ネオンによる身近な照明

工房BLOG

oncanのネオン職人 山本祐一によるブログネオンについての豆知識から活動のお知らせなど

書棚のネオン 其の1/大竹伸朗さん

category : neonのこと, おすすめのネオン

弊社のスタッフがよくいく所があります。一つはホームセンターで、一つは本屋さんです。現場や作業ばかりの毎日ですが、看板やネオンのデザイン等のアイデアを探しに行くのは本屋さんに出かけるのが一番だと思っています。ネットも便利ですが、雑誌から、実用本、専門書が並ぶ本屋さんの書棚は、分野の異なる専門家さんの興味が分かって楽しいです。そんな書棚からみつけた、一冊を紹介します。

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「ネオンと絵具箱」はアーティストの大竹伸朗さんのエッセイ集。昨年、香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でも展示されていた、「宇和島駅」の四つの文字のネオンについてもチラリかいている章があります。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館での展示では、廃材のネオンを使った作品も展示されていました。同時に購入した美術雑誌のバックナンバー「美術手帳/特集・大竹伸朗」にも何枚も作品が掲載されています。

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初期の頃の大竹伸朗さんの作品集「SO」は学生時代に手に入れました。コラージュやドローイング、日々手を動かしながら生まれる作品からのパワーがスゴくて、当時学生の身分では、大金でしたが入手したのが思い出深いです。

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後日談ですが、購入したスタッフは「ネオンと絵具箱」の文庫本も既に購入していたそうです。ご興味がある方は是非ご覧下さい。