oncan ネオンによる身近な照明

工房BLOG

oncanのネオン職人 山本祐一によるブログネオンについての豆知識から活動のお知らせなど

書棚のネオン 其の9/THE LIGHT ARTIST ANTHOGY

category : おすすめのネオン

先日、お知らせしたとおり本日は久しぶりに、ネオンの登場する本「THE LIGHT ARTIST ANTHOGY」の紹介です。こちらの書籍は、以前ロス出張で手に入れた書籍。出版されたのは1994年。どうやら、「Sign of the Time」誌の”the world leader in sign industry information”と言う記事のまとめとのこと。「Sign of the Time」誌はなんと、1906年創刊と!?広告の歴史を感じます。

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こちらの書籍は、先日の「ネオンの美しい映画17/ワン・フロム・ザハート」のネオンサインを製作した、「Larry Albright」を筆頭に、ネオンアーティストたちを一堂に集めた本で、分かり易くいうと、「メジャーリーグ名選手名鑑」のネオン版というかんじでしょうか?しかも時は、1980年代から1990年代前半のネオンサインの全盛期。今みても、新鮮でかつダイナミックな作品ばかり☆

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素晴らしい作品の数々に目を奪われ、新たなアイデアを授けてくれる聖書のような書籍です。ネオン管、という共通の素材があるにもかかわらず、それぞれのアーティストの個性がまったく違うネオンの魅力をひきだしてくれていて、ネオンサインや光に関わる私達でなくてもデザインそのものを楽しめる本ではないか?と思っています。

 

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ネオンの先輩達の仕事をみていると、まだまだ挑戦していきたいことや、勉強していきたい事が増えていきます。この本の中のような大きなプロジェクトが減ってきたとはいえ、同じ素材同じ手法でこれだけの表現方法があるのだと思うと勇気がわいてきます。年末のこの季節、1年を振り返りながら 今年もネオンの仕事が出来た事を感謝して、またこの本を手にとって過ごします。

寒い季節、ネオンが照らす場所や人々が少しでも暖かく、楽しい時間を過ごせますように!メリークリスマス☆よい、クリスマスをお過ごしくださいませ。

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