寒い日々が続きます。弊社のある大阪の街は雪がつもるのは珍しいので寒いながらも　散歩が出来ます。もっぱら、新しいお店の看板や内装照明が気になる散歩ですが、ちょっと遠くに行くと普段は気にならない建物の装飾や公園の遊具などが目に入ってきて発見がありますね。今日はそんな、おでかけの気分を味わえる書籍「横浜おでかけガイドブック』（沼田元気）を紹介します。

沼田元気さんといえば、雑誌オリーブを購読していたものにとっては憧れの写真家詩人。その独特色合いには、女子高生の日々を思い出す方も多いのではないでしょうか？本の帯には「元祖写真絵本」と書いてあります。その構成もやっぱり、さすがの個性的な本。開くとこんな風に！

写真は本を横にしてページを見る事になります。なんだか、箱を開けたような格好になり次々と横浜の何とも味わい深い風景が飛び出してきます。このページのネオンも素晴らしい！不思議とネオンと付合ってる私たちの普段の印象と似ている写真だなぁと思いました。その淡々としつつも、なんだか可愛らしく撮られてるネオン達を観に行きたくなります。

ガイドブックというだけあって、その場所の住所や連絡先も入っていて「あ、ここにいってみたい！」と思えば、ちゃんとアクセスできるようになっています。また、横浜になかなかお出かけ出来なくても、カフェオレ片手にこの本を読みながら街散策をしている気分を味わえそうです。

ネオンのみならず、公園や動物園、カフェ。また古い洋館から、寂れた電話BOX。私たちの日常でも、こんなふうに街を楽しめたらいいなぁとワクワクする本です。

春の訪れをまちながら、お出かけの計画をしてみてはいかがでしょうか？かつてオリーブ少女だった方はもちろん、そうでないかたにも　楽しんで頂けるのでは！？とお勧めしますー。