oncan ネオンによる身近な照明

工房BLOG

oncanのネオン職人 山本祐一によるブログネオンについての豆知識から活動のお知らせなど

oncanのつくりかた005/Appleの発音・其の2

category : oncanのこと, おすすめのネオン

先週のつづきでAppleの発音さんのネオンのお話。今回は取付まで紹介します。Appleの発音さんの看板は突き出したカタチの看板で野外に設置でした。ネオンはガラスの管ですので、支えによって強度をつけます。支えのベースの素材は、通常野外の看板は、ステンレス、ブリキなどの耐性の高い金属などで作ります。今回、ご予算とお店の温かさを表現するためベニヤ板を使ってみました。

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ベニヤ板でネオンのカタチのフタ周りくらい大きめをとり、そちらにネオンを設置します。ネオン管自体はプラスチックや陶など 万が一を考えて通電しない素材で作られたサポートを使ってペースにとりつけます。Appleの発音さんのサポートは野外設置なので 陶製です。何度か塗装を繰り返したベースにお店の名前を。こちらもパートナーの絵描きさん つき山いくよさんによるもの。いい感じです。

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デザイン、制作、施工〜メンテナンスまで自社で対応しております。そんなこんなで、こうして出来上がったネオンをもってお店のある所まで伺います。取り付けに伺う時が 一番ドキドキする時でもあります。

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とりつけて光を灯すと、オーナーさんの表情もパッと明るくなりホッとしました。秋にメンテナンスに伺い、塗装など、まめにお手入れをしながら お付き合いして頂くようにお願いしました。すこし世話が焼ける看板となりましたが、その分愛着を感じて頂ければと思っております。これまで紹介したお店は事例紹介にもUPしております。是非ごらんください。

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Appleの発音さんBlog http://applenohatsuon.blogspot.jp