oncan ネオンによる身近な照明

工房BLOG

oncanのネオン職人 山本祐一によるブログネオンについての豆知識から活動のお知らせなど

oncanのつくりかた007/T家のネオン1

category : oncanのこと

DSCF0421

朝晩ひんやりしてきました。北向きのネオン工房も、事務仕事には膝掛けが欲しくなる季節です。しかし、曲げの作業にはちょうどいい季節です。上の写真は、ハンドバーナー、仕上げの時に使う道具です。ガラスである、ネオン管を曲げたりするときは、これらのバーナーで熱します。夏は汗をかきながらの作業は、連続すると体調維持が重要になってきます。かといって、真冬は急激な温度の変化に作業中の破損が起きやすく、作業の加減が難しくなります。今ぐらいは、身体も動かし易く、日中ならば曲げの作業にはピッタリです。

さて、今回は、oncanのつくりかた。珍しくご家庭用のネオンの制作過程を紹介します。弊社代表とながくお付き合い頂いているご夫婦と作るネオンです。お二人とも、普段から音楽やモノ作りをされていて、いつもその活動には刺激を受けています。そんなお二人が、今回お家をリノベーションされるということでご家庭用のネオンを発注頂きました!下は、初期段階でのスケッチ。奥様が描いてくれています。

DSCF0039

工房で、実際のネオンを見つつ、やってみたい形。また、造形可能な形をお話ししながらの作業。なかなか、完全にご要望通りとは難しいのですが、色々な条件もよくわかっていただいて、だんだん形ができてきました。

DSCF0037

 

お客様が最近気になっているという六角形の形が登場!どんな風にネオンで再現するか、また重要な「どんな場所に取り付けるか?」も想定しつつデザインを決めていきました。さてさて、続きはまた今度。