弊社代表はじめ他のスタッフは週初めから、修理や現場、打ち合わせなど、現場で不在が続いております。お天気も味方してくれて、なんとかスムーズに作業が行くと嬉しいものです。さて、本日は「書棚のネオン」で、写真家の森山大道さん「路上スナップのススメ」（光文社新書）をご紹介します。

写真愛好家の中では、森山大道のファンという方も多いのではないでしょうか？コントラストの強いスナップ写真。見てるだけで、BGMが流れるているような、一枚の写真の中に匂いや湿気を感じる気がして、個人的にはドキドキしながら鑑賞する事が多いです。その森山大道さんがスナップを撮りながら語る、制作ドキュメンタリーのような一冊です。

一昨年前の新宿GUCCI個展では、会場入り口の展覧会と作家名がネオンで装飾されていたとのこと。会場のネオンは関連サイトにて確認出来ますので、是非ご覧下さい。→http://www.gucci.com/jp/worldofgucci/articles/daido-moriyama-mesh-exhibition

スマホや、軽いデジカメの普及によりスナップ写真を撮ったり、SNSで見たりする機会が以前よりずっと増えました。そんな今現在でも　やはり、強い印象を与えてくれる作家。写真を構えて、街を撮り続けてきた森山さんの制作のリズム感や、街への対面の仕方が魅力的に伝わる本です。沢山の写真集を出しておられますが、写真に興味を持ち始めた方や街観察が好きな方が気軽に購入出来る、ミニフォトブックのような新書です。