ホームワーク2018/うらいまゆみさん②
神戸の針金作家さん、うらいまゆみさんの作品を見かけたのは、前回のブログの最後にアップした、書籍「木皿食堂」の表紙でした。その後SNSなどで、友人が展覧会に訪れていたり、作品を手に入れていたりしているのを見かけることが重なり「いつか実際に観てみたいなぁ」と思うようになっていました。
実際に、展示会などで拝見すると、写真の上では平面だった線がより立体的に 生き生きしてみえます。針金の間から透けてみる景色ごと、作品の記憶になっていく感じが面白い!という印象でした。そして、そういうところもネオンに似ているなぁ〜と思っておりました。(何をみても弊社のスタッフはネオンと重ね合わせてしまうクセがあるのかもしれません。。。)
シンプルな造形から、かなり複雑なモノもあり、そのモチーフはとても多彩なのですが、どの作品をみても「うらいさんの線だなぁ」と分かるのが、また「凄いなぁ」と思うのです。聞けば、下書きを描かずに、イメージしたらそのまま針金を曲げて 制作しているとの事!そして、試作を繰り返して完成していくというお話があり、そこはネオンサインを作る私たちとは全く異なり、とても興味深いなぁと思いました。
うらいさんは来年、大阪で展覧会のご予定があります。詳細は下記のギャラリーのホームページまたは、うらいさんのインスタグラムをチェックしてください!
2019年3月27日(水)〜4月8日(月)
心斎橋の ギャラリーササキ商店 http://www.gallerysasaki.com/ にて、
「2000-2019 うらいまゆみ ワイヤーワーク展」(2000-2019までのワイヤーワーク)を開催予定です。
※火曜休み、12時〜19時、最終日17時まで。
※https://www.instagram.com/uraimayumi/
さて今回、私たちは今回のプロジェクトのネオンのお手本にしたいとお話しして、「ある」モチーフをお願いしました。うらいさんは、ネオンサインのことはもちろんのこと、モチーフの事も沢山調べてくださって「さすが!」と言うものを作ってくださいました。また、次回に続きますー。お楽しみに〜。